施設のご案内

湘南鎌倉人工関節センター開設10周年

10周年

湘南鎌倉人工関節センターは、おかげさまで2014年10月に10周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様方のお力添えによるものと心より感謝致します。

当院は世界最高水準の技術とハートで患者様のQOLを守る事を信条に取り組んでまいりました。これからも患者さんの医師・意見を尊重し、理想を具現化すべく努力を続けてセンターの一層の充実を目指しますので、今後とも宜しくお願い致します。

祝辞

[一般社団法人徳洲会] 鈴木 隆夫様より

早いもので、湘南鎌倉人工関節センターは10月5日に開設10周年を迎えます。
同センターは国内で初めて股関節と膝関節の人工関節置換術に特化した施設で、構想から約1年半をかけてオープンしました。

平川和男センター長は、小切開による人工関節置換術の最新手術、MIS(極小侵襲手技)のパイオニアです。従来は15〜20cm切開していたところ、MISは7cmほどの切開で筋肉は斬らずに済むため、入院も4,5日と短く治癒までの患者さんの負担が軽減されました。開設当初、患者さんが殺到して手術まで1年待ちという状況もありましたが、膝関節の手術を湘南鎌倉総合病院に移したことで現在は3ヶ月待ちになっています。

平川センター長は、手術を行うだけでなく、病に悩む人たちの相談に応じています。また、同時期に手術をした患者さん同士が集まり、お互いに情報交換や悩みの相談を行っています。米国整形外科学会で講演する一方で、後進育成にも努力を惜しまず、その活動の幅には目を見張るものがあります。早期退院・早期社会復帰を標榜する平川センター長に、日本の人工関節置換術をさらに発展させるうえでも今後の活躍に期待します。

[医療法人 緑山会] 齋藤 淳様より

湘南鎌倉人工関節センター(SKJRC)開設10周年おめでとうございます。今でこそ全国あちこちに人工関節センターと銘打つ施設ができ、MIS、短期入院、早期リハビリは当たり前のように行われていますが、日本で低侵襲人工関節手術がここまで普及したのは、道なき道を切り開いてこられたパイオニア平川先生のご苦労があったからこそだと思います。
大学院を終え、短期留学から帰国した時、どこか人工関節を集中的に学ぶ施設がないものかと捜している際に、偶然SKJRCを知りました。なんのつてもなく飛び込みで訪問した私を平川先生は快く引き受けて下さいました。1年余の短期間でしたが、開院したばかりのSKJRCでの経験は刺激的で、希望に燃える平川先生から多くのことを教わりました。その後、私が関節外科、人工関節を専門分野に選んだのは、SKJRCの影響が大きかったと思います。
10年の間に、SKJRCから多くの先生方が輩出され、たくさんの患者様がその恩恵を受けておられます。人工関節もますます進化し、技術もより高度になってきています。これからもSKJRCが最先端の技術と情熱で、困っておられる全国の患者様に希望を与え続けていただけるよう願ってやみません。

[まつだ整形外科クリニック] 松田 芳和様より

湘南鎌倉人工関節センター創立10周年を心よりお祝い申し上げます。
私は2007年4月から2010年3月まで3年間、膝関節を中心に湘南鎌倉人工関節センター(SKJRC)に勤務させていただきました。平川先生と初めてお会いしたのは2006年の10月、アメリカはボストンの学会後に開催されたパーティー会場でした。
当時、私はJohn Insall Traveling Fellowとして参加、平川先生はボストンでの学会に日本からゲストスピーカーとして招待されており、偶然にもその会場でお会いしたのでした。
平川先生から一緒に働かないかと声をかけて頂いたのがきっかけとなりました。
お世話になった3年間は低侵襲で最高レベルの技術、知識を教えていただきました。
また専門性の高いスタッフ教育、育成、そして患者さんに向き合う医師としての姿勢など数多くのことを学び貴重な期間でした。緻密な術前計画、術後管理から合併症対策、術後リハビリ、退院までの一連の流れはもちろんですが、行ってきた結果を学会や 論文などで発表することで、患者さんに還元するという取り組みにはとても肝銘いたしました。
今後もSKJRCでの学んだ経験を生かし、診療に手術に取り組んでいきたいと思っております。
最後になりましたが、SKJRCのますますのご発展を心より祈念いたします。

[つかもと整形外科醫院] 塚本 理一郎様より

10周年おめでとうございます。2004年10月5日にセンター開院から10年、人工関節専門センターとして日本をリードしてきたことに、感嘆します。
自分は平成10年東京医大を卒業し、その後アメリカに留学していました。
アメリカでのAAOSという整形外科の学会あり、そこで平川先生にお会いしました。
アメリカでの生活に慣れてきたこともあり、ここで一花咲かせようと思う心と、日本に帰国したいという気持ちで揺れていました。日本の医療は閉塞感があると、ずっと思っていましたが平川先生にお会いして、この先生のいるところで働いてみたいと思いました。そこで、お願いし、2007年8月に帰国し、10月より勤務させて頂きました。それから5年間、あっという間の出来事でした。
毎日毎日人工関節だけを考えればよく、さまざまな経験をさせて頂き、恵まれた環境であったと思います。また、日本整形外科学会、アメリカ膝関節学会へ何週間も勉強に出して頂き、幸せでした。現在は、世田谷で開業医として仕事をしていますが平川先生に学んだことを生かし今の診療をしています。それは、自分のためではなく、患者さんにとっての医療であるというとても簡単なことなのですが、実は一番難しいことだと感じています。
10年たち、今後の10年はどんなセンターになっているか、自分も可能な限り手伝いできればと考えています。
10年のセンターに 乾杯。

[琉球大学医学部附属病院] 仲宗根 哲様より

開設10周年、心よりお祝い申し上げます。
沖縄県出身の、仲宗根哲と申します。15年目の整形外科医です。
私がセンターで研修していたのは、ちょうど開設2年を迎えるとき(2006年4月~2007年3月)でした。
1年の間に約350件の手術があり、その全てに関わることが出来ました。整形外科になって7年目の頃でしたが、それまで、ただがむしゃらに技術と知識を身につけようと必死だった私にとって、センターでの研修と多くの患者さんとの出会いは、その後の整形外科人生を変える天恵であったと言っても過言ではありません。
センターでは、低侵襲で最高水準の人工関節置換術が行われているだけでなく、専門性の高いスタッフによる術前術後の十分なケア、合併症対策、患者さんへの教育など、安全で効率のよい治療を提供できるシステムがとられています。
信頼できるスタッフに支えられていることで、私は患者さんと向き合う時間を十分に得ることができました(日本の一般的な医療現場を思えば、非常に恵まれた環境です)。そのように多くの患者さんとお話しする中で、股関節を患う生活の苦労を、患者さんの不安を、希望を知りました。そしてその方々が、手術により苦痛から解放され笑顔になっていく姿を見ることが出来ました。人工股関節置換術という手術がどれほど患者さんの救いになり、人生をより良く変える力があるのかということを実感することができました。自分の医療に対して自信と誇りを持てるということは、医師にとって、とても幸せなことです。この時得た思いを糧に、いまも頑張り続けることが出来ていると思っています。
センター研修後は、大阪大学で人工股関節に関する研究を行い、現在は沖縄の琉球大学で勤務しています。
患者さんの苦痛を慮り、綿密な計画のもと手術を行い、術後リハビリテーションや外来受診時も決して手を抜かないことを自分自身肝に銘じ、また先輩や後輩にも指導しています。センターで受けた恩恵を、他の人々へ送る番だと思っています。
最後に、センター長である平川先生には、言葉では言い尽くせない感謝を捧げます。
今後もMIS-THAのパイオニアであり、先導者であり、なにより素晴らしい医師である平川先生と、多くの患者さんや医療に携わる人々が出会えることを祈り、お祝いの言葉とさせていただきます。

追伸:鎌倉は、冬は寒いですが、とてもいいところでした。そして、沖縄も夏は暑いけれど、とてもいいところです。センターで手術をうけた皆様、スタッフの皆様、沖縄に旅行の際には何かありましたら、お声かけくださいね。

[湘南鎌倉総合病院 人工膝関節センター] 巽 一郎様より

2000年大阪市大にいる頃、全く筋肉を切らないで膝の人工関節置換術が出来る方法を研究していました。MIS-TKAの発表をあちこちで始めた頃、2003年5月 金沢で行われた日本整形外科学会で平川先生から日本で初めてMIS専門の人工関節センターを一緒に作らないか?とお誘いを受けました。
それから大学で3年間悶々と研究を続け、ついに2006年、京都から大阪のしがらみを全て捨てて湘南に出て来ました。平川先生や多くの先生と、朝から晩まで人工関節だけに特化できた日々は本当に楽しい4年間でした。 最初は月に4~5件だった膝人工関節(TKA)も、徐々に増え始めて、2010年には19床のSKJRCでは股関節と 一緒に出来なくなり、現在は湘南鎌倉総合病院5Fに膝関節センターを移させて頂きました。場所が変わって毎日は鬼運動会のように、さらに忙しくなりました。人工関節に特化して10年間。現在も人工股関節・膝関節置換術の高い満足度、短い在院日数では日本一であると思います。股関節も膝関節も、患者さんは退院の日を楽しみにし、自宅へ自分の足で帰られます。
これが開院以来から平川先生の夢であったと思います。もちろん何か在って歩けない方は少し退院が延びます。そう言ったバリアンスはごく少数で、ほとんどの方がクリニカルパスに合った通りの在院日数で元気に帰って行かれます。これを実現している技術も日進月歩であり、常に最先端の麻酔・手術アプローチ・インプラント・固定法の研究があるからです。SKJRCのように人工関節に特化した施設が全国に幾つか出来てきました。
次の10年間は基本に戻って、さらに患者さんの笑顔を増やせる技術センターであるように協力して行きたいと思います。

[富山労災病院] 伊藤 芳章様より

湘南鎌倉人工関節センター創立10周年を心からお祝い申し上げます。
私は平成22年10月から9ヶ月間富山大学より勉強に来ていました。
当時股関節を専門にしたいと思っていた私に、富山大学の教授より「平川先生のところでそのスピリットを学んで来い」と言われたのでした。
浅はかなことをすると「そんなのはアマチュアのすることです」とよく平川先生より叱咤されたことを覚えています。手術の計画、手術手技、入院の流れ、手術後のフォロー、そして学会報告とそれぞれに決められた手順があり、それをきちんと遂行することを強く求められました。
全国から頼られる施設を担う平川先生のプロ意識というものを学んだ気がします。
平川先生や諸先輩の華麗な手術手技を盗もうと必死だったあの幸せな日々は今でも大きく胸に残っています。平川イズムのぎっしり詰まったセンターの今後ますますのご発展を心より祈念いたします。

[枡記念病院 整形外科] 佐藤 哲也様より

開設10周年を迎えられ本当におめでとうございます。私は、開設まもない湘南鎌倉人工関節センターに平成17年1月より10月までの10ヶ月間仕事をさせていただきました。センターは平成16年10月に開院され、日本で初めての人工関節(股関節・膝関節)だけを行う病院であり、また、MIS(最小侵襲手術)の先駆けでもあったことからその勉強のために私の大学のつてで平川先生に御紹介いただき一緒に仕事をさせていただきました。手術の方法、術後のリハビリや経過などそれまでの病院では経験することのできない多くのことに驚いていました。新しいものに出会えてとても楽しかったことを覚えています。朝7時から平川先生と手術に入り、合間合間に病院の外階段でいろいろな話をしたこともとても勉強になりました。海外からの見学者も多く(特にアフリカからの)、食事時に海外の話も聞かせていただきました。患者様も全国からいらしており全国の話を楽しく聞かせていただきました。何よりも患者様を含めスタッフ皆で笑顔でいられました。現在、私は福島県の中通りの病院で勤務しておりますが、陰ながら今後のセンターのますますのご発展をお祈りしております。